春宵一刻値千金(しゅんしょういっこく・・・)

こんにちわ。メルテルです。
今回は、「春風駘蕩」の続編(?)です。
「春風駘蕩」にチラッと出てきた「春宵一刻値千金」を話題にしたおはなし。
そして、そして、だるまん と すのーまんの家の近くにある裏山「ゴロネ山」に住んでいる、たぬこうじオヤジが初登場です。
ゴロネ山といえば、あの どんぐりばばあ と くぬぎじじいが住んでいるので有名な(?)。。。 お酒の徳利ぶらさげて、芋の葉っぱ担いで、やはりのんびりマイペースの生活を送るグループの一員みたい。
と、思ったら、1000年も昔の中国の宋時代に蘇軾って詩人が作った「春夜」の詩に浸ったり、滝廉太郎の「花」(クラシックですね〜!)を口ずさんだり、たぬきオヤジは歌好きなのかな〜。
では、皆さんも、春の宵に思いをはせて、千金(ってメチャクチャ高価って意味なのだそうです)のひと時をお楽しみくださいませ。

今日のダイアログ『春宵一刻値千金(しゅんしょういっこく・・・)』
たぬこうじ「春宵一刻値千金か〜 なーんとなく 心地よい響きの言葉だねえ…」
ごーまん「よー チミは 確か裏の ごろ寝山に住んでる たぬこうじクンじゃないか めずらしいな〜」
たぬこうじ「こんばんは ごーまんさん (はい 後れて 初登場です)ボクが住んでるの ごろ寝 じゃなくて ゴロネ山ですけどね」
ごーまん「いま 蘇軾の詩を口ずさんでいたろー チミ〜 春宵一刻値千金 って その後にはな 春宵一刻値千金 花有清香月有陰 歌 管楼台声細細 鞦韆院落夜沈沈 と続くのよ この詩は「春夜」って題なのだね」
たぬこうじ「へ〜 昔の中国の詩なのね」
ごーまん「あ〜 蘇軾ってのは 西暦960年から200年ほど続いた中国の宋とゆー国の人でな 政治家だったのよ かつまた詩人でもあり書道家でも有名だった けど 政治家としては苦労したのね」
たぬこうじ「1000年前でも 万能タレントは苦労したのですか」
ごーまん「春の宵は ひと時が千金と同じくらいすばらしい おぼろ月夜に 花のよい香がただよう頃にはだナ 楼台(タワーレストラン)からのにぎやかな歌声や笛の曲も静かになって 院楽(中庭)の鞦韆(ぶらんこ)も 夜の中に静かに沈んでいく ってな意味なのよ」
たぬこうじ「大昔の中国でも春の夜はパーティーやったのだね」
ごーまん「でもって この詩はな 日本の明治時代に 武島又次郎って詩人が引用したんだなぁ“錦織りなす長堤に 来るればのぼる おぼろ月 げに一刻も千金の〜 ”ってな この詩を 当時デビューした滝 廉太郎が 精魂こめた“花”とゆー曲に採用したわけよ」
たぬこうじ「1000年の時空を超えたのね どーりで な〜んとなくとしかわからんわ〜」
たぬこうじ「“錦鯉おり〜なす〜長堤に〜”だったっけ 一刻は値千金だな〜 な〜」
錦鯉1「ひょっとして勘違いして我々のこと歌ってない?」
錦鯉2「錦織りなすって 川面が 夕日を反射して金の糸を織ったように輝いてるって意味だろ〜」
ごーまん「・・・・ ったくも〜」

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