春風駘蕩(しゅんぷうたいとう)

こんにちわ。メルテルです。
あっという間に春になりましたね。
今年は寒い日が続いたと思ったら、初夏のような日差しになったり、また冬に戻ったりで、いつの間にか桜が散ってしまって。。。
という皆さんに、ゆ〜っくり桜を観賞していただけたらと(?)今回は「春風駘蕩」というおはなしを。
「春風駘蕩」、今どき忘れ去られたような言葉ですね。そよそよと春風が吹いて、のどかで温和な空気を感じさせます。
春に限らず、この忙しなくて厳しい世の中で、ひと息ついて、のんびり気持ちを切り替えることが大切なのではないでしょうか?
思うようにいかない時も、あせらず慌てずに、深呼吸してマイペースで元気を取り戻して。苦しいことがあれば楽しいこともあるのが人生ですって。新しい年度が始まる季節に、だるまん本舗からのメッセージを込めて。( ^_^ )/

今日のダイアログ『春風駘蕩』
すのーまん「だるまん また 春になったね」
だるまん「春は やっぱり桜だな」
すのーまん「春は みんなに元気をくれるねえ」
だるまん「新しい出発を迎える人が多いからな エネルギーが溢れてる」
ぐらんぱ「や〜若者たち 元気に張りきる春も佳いがね… のんびり楽しむことも大切なんぢゃよ“春風駘蕩”ってな」
すのーまん「ぐらんぱ のお爺さん こんちわー」
だるまん「シュンプータイトー???」
ぐらんぱ「春風駘蕩とはな のどかに吹く春風のように平和で 穏やかなこととか ノンビリして温和な性格とか態度を表わす言葉でな この“駘蕩”ってのはのびのびと穏やかなさまを意味するんぢゃ 要は焦らず ゆ〜ったりよ」
だるまん&すのーまん「・・・・」
ぐらんぱ「春は 寒さもゆるんで 気持ちがよいぢゃろ だからな の〜んびりと居眠りでもしながら春の自然を楽しむのじゃよ でな 春眠 暁を覚えず と昔から 春は気持ちよく眠れるから 朝(暁)になったのにも 気がつかないって言葉もある」
だるまん「ふぁ〜ぁ ほんとだねえ」
ぐらんぱ「春を ゆ〜ったりと過ごす姿を“うらうら”とゆー言葉で表わすこともあったのぉ〜 春のうら〜ら〜の〜 なーんて歌があったが 知ってる? うらうら は お日さまが明るくのどかに照るさまとか のんびり のどかな心の様子を感じさせるじゃろー」
すのーまん「だるまん だいじょうぶ?」
ぐらんぱ「“うらうら”は“麗らか”と同じ意味なんじゃね うららかってのも 晴れた空に太陽がのどかに照ってるようすを表わす言葉じゃ けれどな… 昼間だけでなく 春宵一刻値千金 といって 春は日暮れから夜も佳いのじゃ さ 儂は うらうらと帰るよ」
だるまん「眠っちゃった …夕暮れの花吹雪もきれいだな」
すのーまん「もう夕方になっちゃったよ」
ユーさん「う〜ら〜」
おばーど「はいほれ〜 もぅあなたは〜 オバケが春から うらうらしないの〜」
だるまん「ユーさんだ・・・・」
すのーまん「夜桜とユーレイ あってるけどね」

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