うとそ〜そ〜(烏兎怱々)

こんにちわ。メルテルです。
夏が過ぎると、秋はお月さまのシーズンですね。
お月さまは、満ちたり欠けたりしますが、これを眺めてると月日の経つのが早いな〜って感じます。
この月日が経つのが早いことを、烏兎怱々(うとそ〜そ〜)というんだそうですよ。
(うとそ〜そ〜ってひらがなだと、のんびりしたイメージもあるけどね・・・)
今回のおはなしは、うとそ〜そ〜について。
昔はお月さまにはウサギが住んでると思われてましたが、今は宇宙ロケットで月まで行けちゃったり、今度は水が見つかったり、ウサギはどこかへ忘れ去られてしまったみたい。
太陽には3本足の金色の鳥が住んでいるといわれてましたが、こちらはまだ誰も確認に行けてないです。けど、なぜかメジャーではなくて、やはり忘れ去られてるようですね〜。
ま、とにかく、あんまり急がないで、のんびりお月さまやお日さまを眺めることも、心の健康には良いみたいです〜。

今日のダイアログ『うとそ〜そ〜』
すのーまん「お月さまは 毎晩 変わってくね」
だるまん「今夜は下弦の月だな」
数日後・・・
だるまん「下弦の月って 月が沈む前の形が 弓の弦が下側になっているのに似てるので 名づけられたんだよな」
すのーまん「今夜は三日月さんだ」
またまた数日後・・・
だるまん「今度は上弦の月だ…」
そのまた数日後・・・
あくまん「月の満ち欠けは 早いもんだの〜」
すのーまん「烏兎怱々と言うくらいだからね」
あくまん「うとそ〜そ〜 か なんだそりゃ〜?」
だるまん「月日が 慌しく過ぎていくってこと 表す言葉だよ。昔 中国には 月にはウサギが住んでるって伝説があったんだ」
あくまん「日本にもあるぜ」
だるまん「太陽には 金烏という 3本足の鳥が住んでると思われてたんだ」
すのーまん「烏と兎で 月と太陽を表わすから 月日ということになるわけね」
あくまん「昔のやつは風流じゃの〜」
すのーまん「怱々 ってのは慌しいようすのことだね 月日は ウサギのように走りぬけていくね」
あくまん「わはは〜 わけわからんの〜」
すのーまん「でもまぁ 誰でもマイペースで  自分なりに過ごすのが一番だよね」
あくまん「わしらの月に住んでるウサギ 寝てばっかりだし」
ウサギ「ほっとけよな」

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