清水に魚棲まず(せいすいにうおすまず)

こんにちわ。メルテルです。
清水に魚棲まず という言葉があります。
水清ければ魚住まず とも言うし、人至って賢ければ友なし って言葉も同じ意味なんですね。
あまりに清潔な川や池などだと、魚のエサになるプランクトンも少なくて、魚が隠れようとしても見え見えになってしまうから、魚はこのような場所は避けてしまう。
人間も、あまりにクリーンな環境では気が休まらず生きにくい。また、清廉潔白すぎる性格だと親しい友だちができずに一人ぼっちになる ということなんだそうです。
ええ、昔の中国の、有名な孔子という先生が残した言葉だそうですから、これ今でも通用する一つの真理なのかな〜。
でも反対に、あまりに汚い水にも魚は住めないから、要はバランスなんですね。

今日のダイアログ『清水に魚棲まず(せいすいにうおすまず)』
すのーまん「ごーまんのオッチャンが川で釣してるよ。」
だるまん「渓流釣りだな・・・」
すのーまん「なに釣ってるの? たくさん釣れてる?」
ごーまん「マスを狙ってんだけど、今日はぜんぜん釣れんの〜」
へちまん「魚がいないのでしょう。『清水に魚棲まず』という言葉があるくらいで、きれいな水のところに魚は住まないのです。」
ごーまん「あのな、この川には魚はいっぱいいるのよ。『清水に魚棲まず』ってのはな、魚でも人間でもあんまり清く正しく美しく透明すぎる世界には住みにくい、という意味なの。」
あくまん「ふむふむ。そーなのかね〜」
ごーまん「あ〜あ。気分わるくなったからもう帰ろうっと。だいたいだな、世の中きれいすぎると誰でも身をかくす場所もないから疲れていたたまれないものなのよ。なぁ、少年。」
あくまん「そりゃーそーね。でわ、お魚がたくさんいるところに連れてってあげるね。」
あくまん「ほーれ、ここなら誰でも住みやすいから、魚もいっぱい釣れる。さっ、いってみよ〜」
ごーまん「いやだね。」

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