尺蠖(しゃっかく)の屈するは・・・

こんにちわ。メルテルです。
今回は、中国の『易経(えききょう)』という昔の書物に書かれている言葉がテーマです。
「尺蠖(しゃっかく)」というのは尺取虫、つまり蛾の幼虫のことです。
「尺取虫が体を曲げて縮こまるのは、その後に大きく体を伸ばすための準備なのだ。人も将来大きな人間になるために、一時的には我慢して(嫌な相手や環境にあっても)身を屈することを忍ばければならない」という意味の言葉なんですね。
やはり世の中は、次への大躍進に備えて、時には我慢をして準備することがたいせつなんですね。
でも、近頃は我慢とか耐え忍ぶって、体育会系以外はポピュラーではなくなっちゃいました。
目標や夢がないと、我慢とか耐えて努力するのは難しいかも。
みなさんも、小さくてもいいですから、何かステキな夢や目標を持ちましょう!そうしたら、いろんなことを乗り越えていけると思いますよ。
ところで、尺取虫とか尺蠖とか言いますが、1尺は約30センチ。あの幼虫ってとても小さいですし、「寸法を測る」ように見えるということからしても、「寸取虫」のほうが似合っているように思うのですが。
昔は、巨大な尺取虫がいたんでしょうかね〜。。。

今日のダイアログ『尺蠖の屈するは』
だるまん「ぐらんぱ爺さん 何やってるの?」
ぐらんぱ「おお、若者たち。今ここに尺取虫くんが遊びに来ててな。」
あくまん「また、えらく縮こまってるのね〜。かわいそーに。ビビっちゃったのね〜」
だるまん「マカくんだ…」
マカくん「えらい失敗しちゃった〜」
あくまん「おお、おお、ここにも縮こまっちゃってるのがいるわ〜」
ぐらんぱ「まぁ、縮こまるのがダメだとは決め付けられないんじゃよ。『尺蠖(しゃっかく)の屈するは 伸びんがためなり』という言葉があってな。」
尺取虫「尺蠖ってのは、ボクのことだよ〜ん。」
ぐらんぱ「『尺蠖』つまり尺取虫が屈する(縮こまる)のは、その後に伸びるための準備だということなんだな。」
尺取虫「ってなことなんだね。」
すのーまん「諦めてへたり込んでいるわけじゃないんだね。次に前に進むための動きなんだ。」
ぐらんぱ「縮こまってイジケてるように見えるからと、バカにしちゃいけないのじゃよ。将来には大きく羽ばたくかもしれないわけだからね。」
あくまん「つーことで、オッチャンも尺取虫のように、元気に立ち上がるのだ!じょ〜〜!」
まかくん「いやな譬えで励ますのね…。蛾の幼虫かよ、オレは…!」

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