fun_mark作者より・・・(11)

author_mark 近頃、時が経つということについて、考えさせられました。

昔は、時が経てば世の中は変化する、何事も移り変わっていく といった感覚を持ってたものです。
あるいは、「光陰矢のごとし」というのを実感したものです。すべてドンドン過ぎ去って行くものだナと。時が総てを解決するものだナと感じていました。

author_mark ところが、この1〜2年、時が経っても世の中は不景気のまま、何も変わらないように思えるんですね。
例えば、お正月が来ると、年が改まり、いろいろあった1年間を拭い去って新たな出発をしよう!みたいな気持ちというか気運が漲ったものですが、近頃はそのような雰囲気が感じられないんですよ、この国のどこにもね。

思い返すと、今から20年ほど前、所謂(いわゆる)バブルの崩壊ってのがありましたが、その前後から、何でも表面を取り繕うのが良いってな考え方というかスタイルがメジャーになったような気がします。本質的なことや本音を論じようとすると「もっと大人になれ」と煙たがられたのは、当時は本質には大きな危険が潜んでいたからかもしれません。
author_mark この社会的な体質が、その後の失われた10年とか危機管理社会とかお役人天国とかの間も続いて、昨今の世界的な経済不況に突入したと言えなくもないでしょう。
そして、格差社会とかオチコボレとか家庭崩壊とかイジメとか自殺といったことが発達し、精神的な充実がマイナーになり、モンスターが跋扈する今日に至ってしまったのかな〜とも思えます。

author_mark で、10年後20年後の平和な世の中に向けて社会を作ることが「大人の思考、言動」であるべきだとしたら、少しは本質を論じ合い、考えて行動することも必要なんだろうなと思ったりするわけです。

author_mark このような状況は今に始まったのではなくて、大昔からくり返されて来たのは歴史を紐解くまでもないので、言い伝えられている諺や格言、成語などには、この世の中を立て直していくのに役立つことが多々あるようです。
ということで、「だるまん&すのーまん」も少しは将来のためになるかなと。おーっとこりゃ我田引水(がでんいんすい)だったね?

2010.1.15

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